京都から大津を電動自転車で越えてみた

仕事で使っていた電動自転車を移動することになった。

京都(桂川の西)から大津へ。

逢坂の関を越えるイメージであろうか。

京都からの都落ち・・・だね。

自動車なら1号線を素直にたどるか、高速道路(名神)を使うと速い。

いろいろなルートを考える。

こういうとき、Googleのルート検索はあまりあてにならない。

自転車移動を考えていないからだろう。

七条通りを東へ向かうルート、四条通りを使うルート。

やや北の三条通りや御池通りを使うルート。

桂から四条烏丸へ自転車を運んだことがある。

初めての時は、わかりやすい四条通りを使った。

バイクに乗る人の意見に従ったが、これは失敗。

四条通りはバス路線が多いし、人通りも多い。

バスと歩行者のはざまで自転車はつらい。

歩道からも車道からも締め出される。

七条通りから北に上がるのはなかなか良い。

西大路から市場や鉄道博物館のあたりは歩道も広くて自転車道もあって走りやすい。

だが、今回は大津に抜けなければならない。

1号線は自動車の交通量が多くて、トンネルもある。

ママチャリ型電動自転車には向いていない。

昔京阪電車が路面を走っていた三条通りが現実的だ。

七条からは若干距離がある。

よし、三条通りに決定。天候の穏やか目な日を選んで移動する。

歩行者ルートで距離を概算する。約22㎞である。自転車は理論上は時速15㎞ぐらい。2時間で行けるかな?

桂川は上野橋を渡って通過。

やや寒い昼間だったので、交通量が少ない。

上野橋から北上して、梅津段町から四条通りを東に進む。

天神川四条で北上して御池通りを目指す。

途中、嵐電の踏切で長い電車待ち。

天神川御池からずっと御池通りを西へ移動。

ほぼ、地下鉄東西線をたどっていくイメージ。

御池通りは広くて快適に進むことができた。

二条駅から二条城をかすめながら走る。

二条城の横から自転車専用レーンがあった。

これが途中で終わってしまう。

中途半端な日本の道路事情・・・

堀川御池からは御池通りを行く。

人が多いのと信号が多いので断続的に停車。

街中に入ってきたなと実感する。

御池大橋を渡って、鴨川を通過。

三条大橋は人が多いので避けた。

川端通りをちょっとだけ南下して三条通りに入る。

三条通りは平安神宮とか岡崎公園とか近いのだけど無視。

いよいよ、東海道で山科に向かっていく。

電動自転車のアシストモードを「パワフル」にする。

いよいよ自動車メインの道路の横をちまちま走る。

ロードレーサーなどスポーツタイプの自転車の人はいる。

普通の電動自転車で越える人はいなかった。

蹴上駅を越え、いよいよ御陵駅の横を通過。

JR東海道線の下をくぐって、三条通りを少し離れて山科駅のほうへ。

駅の手前のセブンイレブンで5分ほど休憩。

ここまで1時間10分程度。

もう大津は目の前だ。

京阪電車沿いに追分駅まで進む。

ここからは1号線の横を行く。

途中から歩道が右側にしかなくて、恐怖!

車が途切れた瞬間に右の歩道に移動。

囲ってある安心感はすごい。

中途半端な時間なので、だれも歩きも自転車もいない。

右側歩道、すみません!と思いながら、のろのろ走る。

途中、京阪の大谷駅を通過。

もうすぐ大津!!

蝉丸神社を横に見て、「知るも知らぬも逢坂の関・・・」と思いながら越える。

休憩や道確認を含めて1時間40分程度で浜大津に到着。

電動自転車でも足腰に疲労が・・・

心理的に疲れた移動であった。

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