
グアテマラ西部の山岳地帯にあるアティトラン湖。
その湖畔にあるのがパナハッチェルという街である。
この地自体が標高1500m程度と高原に位置する。
「世界で一番美しい湖」という人もいるそうな。
ボリビアのチチカカ湖もそんなこと言われてた気がするのだが。
3000m級の山々に囲まれたカルデラ湖であり、確かに美しい湖である。
グアテマラシティなどが車でごみごみしているのと比べると、ずいぶん空気も澄んでいた。
日本とは空の色が違うのだろうか。湖の色も妙に澄んだ水色だったと思う。
青いきれいな色。のんびりできる保養地であった。
周囲の村々には先住民族がすんでおり、村ごとに民族衣装ウィピルの織物の模様が異なっている。
村を訪れて市を見るのもまた楽しい。人込みではスリに注意はいつものこと。
夕暮れも幻想的な景色が広がる。
やっぱりきれいな山々を見ていると登りたくなるのが人情である。
パナハッチェルからもサンペドロ火山へのツアーが出ていた。
さて、またツアーに出かけよう。San Pedro火山のツアーに出発。
Volcan de San pedroはアティトラン湖越しにとても美しく見える山の一つ。
昔はアティトラン湖周辺はのどかな田舎町だった。
バックパッカーに人気の静かな町であった。
そのロケーションの良さから、最近は観光開発がものすごく進んだ。
いまでは、グアテマラ屈指の観光地になっているらしい。
「昔はよかった」とはいつの世でも感じることのようだ。
アティトラン湖を取り巻く村々は民族色豊かなので、訪れる価値は高い。
特色のある村へはツアーが出ているので、それを利用するのが便利である。
サンペドロへの登山道は、南国でのトレッキングだなと感じた。
蛇がにょろにょろって通過したり、うっそうとした森の中を歩いたり。
ちょっとしたジャングルトレッキングである。
赤道に近いところの山を歩いている感じが強かった。
コメント